たこ吉の「資産1億円を目指す」ブログ

30代のフツーのサラリーマン。資産1億円を目指して資産を増やし中です。

3つの「楽天・インデックス・バランス・ファンド」の純資産と基準価額を比較してみる。

つみたてNISAは、楽天証券で毎日積立がオススメ
つみたてNISAでおススメの新興国株式・投資信託
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が、つみたてNISA の対象商品に加わった
【米国株×インデックス投資×積立投資×長期保有】が最も勝つ確率が高い
夫婦でつみたてNISAを始めます。もちろん楽天証券で!

f:id:simple-money:20180504003538j:plain

2018年7月20日に、楽天バンガードから、3つのバランス型ファンドが登場しました。個人的にも、大変素晴らしい商品だと思っており、その後の純資産と基準価額の推移には注目しています。

以前書いた記事はこちら↓

www.takokichi.com

 

登場してから、まだ1か月ですが、3つのファンドの「スタートダッシュ具合」を見てみたいと思います。

 

3つの「楽天・インデックス・バランス・ファンド」とは?

おさらいです。「楽天・インデックス・バランス・ファンド」シリーズは、全世界の株式と全世界の債券を組み合わせて、分散投資ができるファンドです。株式と債券の比率に応じて、以下の3つのファンドに分かれています。

  • 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) →株式:債券=70:30
  • 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)   →株式:債券=50:50
  • 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) →株式:債券=30:70

この中で、私としては、株式が70%の株式重視型をおススメしています。

理由としては、さまざまな年金基金のポートフォリオを参考に、「株式:債券=70:30」というのは、1つの理想的なポートフォリオではないか、という考えるからです。

<参考記事↓>

www.takokichi.com

 

 

登場1か月後の「純資産」と「基準価額」を比較してみる

少し気が早いですが、登場してから1か月経ったところで、3つのファンドそれぞれの「純資産」と「基準価額」を比較してみたいと思います。(2018/08/16時点)

 

株式重視型
(株式:債券=70:30)

均等型
(株式:債券=50:50)

債券重視型
(株式:債券=30:70)

純資産 0.90 億円 0.75 億円 0.09 億円
基準価額 9,858 円 9,889 円 9,941 円
信託報酬 0.2446 % 0.2546 % 0.2646 %

 

純資産は、債券重視型(株式:債券=30:70)が大きく溝を開けられている

これは、ある程度、想定内の結果だと思います。つみたてNISAで考えてみます。つみたてNISAは、長期運用を前提にした資産運用が基本です。さらに、つみたてNISAでは、その運用で得られて運用益が非課税になるのが大きなメリットの1つです。そうであれば、投資家心理としては、つみたてNISAのメリットをより多く享受できるように、「より運用益が得られる可能性が高い株式の比率を高めたい」と考えるのが自然でしょう。となると、債権比率が70%もある商品をわざわざ買わないでしょうね。よほど、ディフェンシブ志向の投資家のなのでしょう。信託報酬(手数料、コスト)も3つの中で、最も高いです。

今では、投資信託の純資産をかき集める元としては、つみたてNISAが主だと思いますので、このような背景があるのではないかと思います。

基準価額は、債券重視型が一番良いですが、短期的な価格なので参考にはならないでしょう。一時的な価格としてとらえて、無視して考えるのが良いと思います。

 

総合的に判断すると「株式重視型」がおススメだが、最後は好みの問題

投資信託で、長期投資&積立投資を考えるなら、やはり株式投資の比率を高めたいですね。株式比率が30%では物足りない、というのが正直なところです。

そう考えると、株式重視型(株式:債券=70:30)が、最も純資産を増やしているのは納得です。信託報酬も一番安いです。このまま先も、この株式重視型が順調に純資産を増やしていきそうな気がします。さらに、その純資産の増加傾向が市場から評価されて、さらに人気ファンドとなって、純資産を増やしていきそうですね。今後に期待です。

個人的には、上述の通り、株式:債券=70:30というのは、初級~中級の個人投資家の最適解と思っていますが、これは最終的には好みの問題だと思います。年齢などの状況にもよるでしょう。「よくわからないから、半分ずつでいいや」と短絡的に考えて選択している人もいると思います。

「ちょっと保守的に運用したいな」と思う方は、均等型を選べばよいと思います。つみたてNISAでの積立投資を考えていて、積極的に運用益を狙っていきたい人は、株式重視型を選ぶ感じでしょうか。

 

おわりに

バランス型ファンドの良いところは、自動でリバランスしてくれることです。株式比率を常に70%や50%に保ちつつ運用することは、なかなか面倒です。これを自動でやってくれるわけですから、ラクです。

投資に時間と手間ひまをかけたくない人、あれこれ考えたくない人は、好みのバランス型ファンドを選んで、自動積立の設定をして、あとは放置するのが良いと思います。「楽天・インデックス・バランス・ファンド」は、十分、安心して投資できる商品だと思います。