また、楽天の新たなサービスが始まります。
今度は、楽天カードの利用代金を、楽天スーパーポイントで支払えるようになるサービスです。
最近の楽天の勢いはすごいですね。
新サービスは、2018年9月12日(9月27日支払い分)からスタート
新サービスの内容をザックリまとめると、以下のとおりです。
- 楽天カードの月々の支払い金額に「楽天スーパーポイント」を充当できる。
- 1回の手続きにつき50ポイントから最大500,000ポイントまで利用可能。
- 利用可能ポイント種別は、「通常ポイント」のみ。「期間限定ポイント」は対象外。
「期間限定ポイント」が利用できないのはちょっと残念ですかね。
ただ、楽天ポイントを使えるサービスが広がることは、便利になるので喜ばしいのですが、個人的には、獲得したポイントの利用先として楽天カードの利用代金には使わないような気がします。
やはり、楽天証券での投信購入が基本になると思います。
「楽天カードの利用代金を楽天ポイントで支払う」を具体的にイメージしてみる
今回のサービスですが、ちょっとわかりづらいので、整理してみましょう。
話を分かりやすくするために、数字はすべて簡単にしています。
例えば、楽天カードを使って、楽天市場で1ヵ月10万円の買い物をしたとします。
先日紹介したSPUのプログラム(=ポイント還元率がUPするプログラム)が、仮に「ポイント10倍」つまり「ポイント還元率10%」だとします。
そうすると、10万円×10%=1万円で、1万円分のポイントが付与されることになります。
今回の新サービスでは、この獲得した「1万円分のポイント」を10万円のカード利用代金の支払いに利用できる、ということです。
つまり、獲得した1万円分のポイントをすべてクレジットカードの利用代金の支払いに使うと、
10万円 - 1万円(ポイント) = 9万円
で、9万円の支払いで済む、ということです。
獲得したポイントで投資をしたいとか、楽天モバイルの利用料金に使いたいとか、ではなく、単純に「楽天市場での買い物を安く済ませたい」という人は、今回の新サービスの利用価値はあるのではないでしょうか。
上の例(楽天市場だけで買い物し、ポイントをすべてカード支払いに利用する)でいうと、「ポイント還元率だけ、安く購入できる」ということになりますからね。
獲得したポイントは「現金」とみなして、「資産」の購入に充てたい
繰り返しになりますが、私の場合だと、今回の新サービスを積極的に利用するよりは、「投信のポイント購入」や9月30日から開始予定の「ポイントによる投信積立」を積極的に利用すると思います。
理由は、「お金が余ったら買うべきものは、資産である」と考えるからです。
以前、記事にも書きました↓
楽天カードを利用するにあたり、ポイントを多く獲得する方法は、
「ポイント還元率が最も高くなる環境で、楽天カードを利用する」
というものになります。
ポイント還元率を高くするには、先日の記事で書いた通り、
- 楽天モバイル
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天プレミアムカード
- 楽天アプリ
- 楽天ブックス
- 楽天トラベル
などのサービスをたくさん利用する必要があります。
「ポイント=現金」と考えると、ポイント利用の中心は、やはり「投資」になります。
「お金が余ったら買うべきものは資産」、この考えを徹底するならば、やはり、ポイント利用の中心は、「投信の購入」、さらには今後9月からサービス開始する「投信の積立購入」に充てるのが良いと思います。
「期間限定ポイント」の利用先としては、楽天モバイルがおススメ
今回の新サービスでも「期間限定ポイント」は利用対象に含まれませんでした。
「期間限定ポイント」の利用シーンは限られていて、なかなか使いどころがありません。油断していると、期限が来てしまいポイント失効になりかねません。
私は、「期間限定ポイント」の利用先として、楽天モバイルを選んでいます。
その理由としては「毎月の家計の固定費削減になるから」というのが主な理由ですが、その他にも「毎月貯まる期間限定ポイント数と、毎月の楽天モバイルの利用料金が同じくらいだから、感覚的に気持ちがよい」という単純な理由もあります。
楽天モバイルを使っている人には、おススメです。
おわりに
最近の楽天の動きは、かなり積極的ですね。楽天の各種サービス拡充に、楽天バンガード・シリーズの商品拡充。これからも目が離せませんね。