たこ吉の「資産1億円を目指す」ブログ

30代のフツーのサラリーマン。資産1億円を目指して資産を増やし中です。

次元を1つ上げて考えてみる

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よく、仕事をするうえで、「2つ上のポジションで考えると良い」ということを言われます。

例えば、平社員が、2つ上のポジションである課長(平社員→係長→課長)の立ち場にたって考えてみると、今までよりも高く、広い視点を持つことができ、今まで見えていなかった課題や対策が見えてくる。あるいは、日ごろから、自分が2つ上のポジションにいるかのように振舞うことで、成長スピードが速くなると言われたりします。

このような考え方は、バーチャル・リアリティ方式などと言われたりしていて、広く普及していると思います。実際に、私も、会社で「今よりも高いポジションに立ったと想定して、〇〇という課題にどのように取り組むか考えてみましょう」という研修を受けたことがあります。

 

しかし、この「2つ上のポジションで考えてみる」という考え方は、所詮は「普通のレベルで成長する」程度にしか過ぎないのではないかと思うのです。



2つ上のポジションと言っても、所詮は「見えている範囲内」のこと

2つ上のポジションにいる人は、実際に見ることができます。会って話すこともできます。

  • 自分の課長は〇〇さん。
  • 〇〇さんは、普段このようにコミュニケーションをとっているなー。
  • 〇〇さんは、今、どんな課題を抱えて、どのように解決に取り組んでいるんだろう?
  • 今度、〇〇さんに聞いてみよう。

 

このような感じで、めちゃくちゃ具体的にイメージすることができます。

目指す方向性・目的地が具体的になっていて、その目的地までの行き方も明確に決まっていて、わからないことがあればすぐに相談できて答えが返ってくる状態です。

 

このような状態って、

「なんとなく“いつか行ってみたいなー”と思っていたところに行くにはどうすればよいだろうか?」

「そこに行きたければ、その場所の地図を買ってみたらいいよ」

という程度の話でしかないと思うのです。

 

地図がないところに、いかに辿りつけるか

高尾山に登りたいんだけど、、、

富士山に登りたいんだけど、、、

エベレストに登りたいんだけど、、、

月に行ってみたいんだけど、、、

 

これらすべて、今まで人間が抱いたことがある想いだと思います。

当然、高尾山程度なら行ったことがある人なんて、何万人といるでしょうし、富士山もたくさんいると思います。

 

エベレストになると、グッと数は減るでしょうし、

月に至っては、人類が到達したのは1回と言われています。

 

地図があり、行き方が明確になっている場所は、「その気」があれば、誰でも簡単に行くことができます。いかに自分を「その気」にさせるか。

その程度の問題だと思います。

 

一方で、地図のない場所、あるいは、「そもそも、その場所があるのかどうかすらわからない場所」にたどり着くには、地図に頼るわけにはいきません。

 

そうなると、「2つ上のポジションで考えてみる」とかいうレベルの話ではありません。

 

今までの常識、固定概念などをすべて取っ払って、自分の知恵、経験を振り絞って考え抜く必要があります。

 

・地上を速く走ることを目指していた人間

・人間なんかよりも、はるかに速く走るチーター

・チーターよりも速く走る自動車

・チーターや自動車が行くことができない大空を飛ぶことができる鳥

・鳥よりも速く飛ぶ飛行機

・飛行機では、たどりつけない宇宙



いまだに、誰よりも地上を速く走ること目指して、競っている人間が、

地上から遠く離れた宇宙にもたどり着けているわけです。

 

2つ上のポジションというレベルではなく、「次元」を上げて考えるくらいがちょうどよいと感じています。

 

1日24時間ですが、「次元」が上げて考えて、自分の考え方と工夫次第で、いろいろできるような気がしてきています。

 

わけのわからない、抽象的なことを書いていますが、重要なことのように感じています。