つみたてNISAを始めるにあたり、投資信託を吟味しているのですが、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を主力の1つにしようと思います。
今回は、楽天・全米株式インデックス・ファンドについて、特徴をまとめてみます。つみたてNISAをはじめてした、積立投資に興味がある方は是非参考にしてみてください。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンドの基礎情報
- 米国ETFとして実績のあるVTIの投資信託版
- 投資家からの評判もかなり良い
- 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」で第3位
- おわりに
楽天・全米株式インデックス・ファンドの基礎情報
楽天投信投資顧問が、2017年9月29日に設定した投資信託です。
米国株式市場の動向を表す株価指数である「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークしたインデックスファンドになります。
簡単に言うと、「これ1つで米国株式すべてに投資することができる投資信託」です。
購入手数料 | 無料 |
---|---|
最低積立金額 | 100円から |
設定日 | 2017年9月29日 |
信託報酬 | 年率0.1696%(税込) |
純資産総額 | 64.05億円(2018年2月2日時点) |
決算日 | 年1回(7/15) |
信託財産留保額 | なし |
償還日 | 無期限 |
為替ヘッジ | なし |
投資形態 | ファミリーファンド方式 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問株式会社 |
米国ETFとして実績のあるVTIの投資信託版
この「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークした投資商品として、もともとは米国ETFのVTIがあります。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、この米国ETFであるVTIの投資信託版と言ってよい商品です。
VTIを積立投資したかった人にはおススメ
VTIは非常に人気の商品なのですが、米国ETFということもあり、購入方法や購入手数料が国内の投資信託ほど「手軽」ではありません。
私も、米国ETFにはとても興味があるのですが、購入方法と手数料がネックになっていて、ちょっと腰が重くなっていました。そんなところに、この「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が登場したわけです。
本家のVTIの信託報酬は0.04%という超・低コストですが、楽天・全米株式インデックス・ファンドは、楽天に対して追加の手数料が入り、信託報酬は年率0.15%(税抜)になります。
本家よりは高くなりますが、投資信託の信託報酬としては十分許容できる低コストです。その代わり、購入手数料が無料のため、毎月の積立投資などのハードルがぐっと低くなります。
まさに、つみたてNISAをにらんだ戦略的な商品と言えます。
投資家からの評判もかなり良い
2017年9月に設定されてから、投資家からの評判もかなり良いです。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」で第3位
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017 という、投信ブロガーが支持する投資信託のランキングがあります。このランキングで、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は第3位の評価を得ています。
非常に好評を得ている投資信託と言ってよいと思います。
総資産も右肩上がり
その結果、設定来、純資産総額は右肩上がりです。
良い投資信託かどうかの判断基準の1つとして、総資産額が十分大きいかが挙げられます。投資家からの評価も後押しして、この調子でいけば、人気ファンドとしてさらに総資産額が増えていき、さらに安定した良いファンドになっていくでしょう。
おわりに
つみたてNISAが始まり、いろんな会社がこぞって低コストの良い投資信託商品を出してきています。個人投資家からすると大変喜ばしい限りです。
米国株式市場に投資をお考えの方にとって、この「楽天・全米株式インデックス・ファンド」も有力な候補の1つになると思います。