たこ吉の「資産1億円を目指す」ブログ

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【2017年振り返り】Googleの検索キーワードから振り返る2017年のトレンド

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たこ吉です。

2017年の金融&ビジネスシーンを、Googleの検索ワードで振り返ってみたいと思います。

元ソースはBloombergの記事です。面白かったので紹介です。(注意:ソースが英語なので、検索キーワードも英語が対象になっています。)

個人的には、2017年振り返って、もっともよく目にしたキーワードはビットコインでしょうか。私は、結局、ビットコインの購入はしませんでしたが、今年結構注目されていましたね。いろんな方のブログを拝見する中でも、ビットコインに関する記事がたくさんありました。

 

株式市場

やはり、2017年のハイライトの1つは、「株式市場の好調」でしょう。Googleでの検索キーワードでも、その傾向が現れたみたいです。 

グーグル利用者の株式に対する関心は今年、世界的に高まった。債券や商品などの他の資産と比べ、「ストック」や「エクイティー」という言葉の「高い」「安い」「買うべきか?」などと組み合わされた検索が増えた。

<Bloombergより>

 

ビットコイン

2つ目には、ビットコインについて。やはり、2017年は、ビットコインにの沸いた1年だったと思います。

驚異的な値上がりとなった仮想通貨ビットコインは、マーケットを巡る最も熱い話題の1つ。グーグルを使って、買い時はいつかを探ろうとした人が多くいたようだ。

<Bloombergより>

 

バブル熱後退

不動産説の後退について。全世界に目を向けると、大都市での不動産熱が高まっていたようですが、その熱が若干後退した、とのこと。私は、この1年間、かいがいの不動産市場をまったくウォッチしていなかったので、「へー、そうだったんだー」という程度です、正直。。

そういえば、マネーフォワードの「お金のEXPO」の特別講演で、大前研一氏も「カナダ・トロントの不動産バブル」について話していました。

幾つかの例外はあるものの、大都市での不動産熱は若干後退したことが、不動産バブルという検索結果数から見て取れる。特に関心を集めたのがカナダのトロント住宅市場。トロントは「バブル」という単語との組み合わせた言葉の上位25に入った。UBSグループが住宅バブルのリスクが最も高い都市1つとしているトロントでは、当局の規制や需要抑制を狙った住宅ローン指針厳格化でここ数カ月、住宅市場が低迷している。

<Bloombergより>

 

習総書記

中国の国家主席のニュース。今年の話題だったようですが、こちらもあまりウォッチできておらず。。世界的に見たら、検索が多かった模様。

世界2位の経済大国を動かす共産党最高指導部の一部入れ替えは、世界の市場に大きな意味合いがあった。5年に1度の共産党大会が開催された今年、「チャイナ コングレス」との検索が急増。その関心の高さは前回の12年、その前の07年より大きかった。

<Bloombergより>

 

住民投票

こちらも、ウォッチできておらず。英国の住民投票について。

英国の欧州連合(EU)離脱を巡るニュースは1年中続いたが、ウェブ検索は16年の英住民投票の比ではなかった。スペインのカタルーニャ州独立の是非を問う住民投票についての検索も増えたが、英国の住民投票と比べるとはるかに少ない。

<Bloombergより>

 

FAANG

私は、米国の個別銘柄を保有していませんが、米国のフェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、グーグルの株価が今年平均で約50%も上昇したようです。この5社の頭文字をとって、「FAANG」。まだ、この言葉は浸透していないように思いますが、これから徐々に浸透してくるかもですね。

なんでもかんでも日本と米国を比較して、「米国は日本よりもすごい!」という論調は嫌いですが、米国を代表するような巨大企業5社の株価の上昇率はすごいですね。日本の大企業で、ここまで上昇した企業はないんじゃないでしょうか。

2017年末の時点で、日本の時価総額トップ10の企業は、以下の10社です。

  1. トヨタ
  2. 三菱UFJ
  3. NTT
  4. NTTドコモ
  5. ソフトバンク
  6. キーエンス
  7. JT
  8. KDDI
  9. ホンダ
  10. 三井住友FG

こうしてみると旧財閥系銀行、旧公社が多いですね。他には、日本が強みを発揮している自動車産業が2社。この10社の中で、FAANGと肩を並べるほどのパフォーマンス&成長率を上げている企業は、ソフトバンクくらいでしょうか。日経平均とS&P500の推移に差があるのもうなずけます。

フェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、グーグル擁するアルファベットの5銘柄を意味する「FAANG」という単語なしに、17年の株式市場は語ることができない。これらの銘柄の平均上昇率は今年平均で約50%と、過去最高値を更新したS&P500種株価指数の倍以上の伸び。6月と11月後半のテクノロジーセクター急落時には「FAANG」と「テックストック」という検索が急増した。「FAANG ETF(上場投資信託)」という検索も伸びた。

<Bloombergより>

 

パッシブ対アクティブ

投資信託のアクティブファンドとパッシブファンドの検索結果ですね。日本でも、横山氏の3000円投資が人気になっていますが、あるインデックスをベンチマークするパッシブファンドが注目を集めているようです。世界的に見ても、同じ傾向のよう。

グーグル検索数の世界でも、投信のアクティブ運用とパッシブ運用が競い合っている。今年は「パッシブ投資」が「アクティブ投資」をこれまでで最も大きく引き離し、こうしたデータ集計の始まったころの04年とは非常に異なる状況だ。

<Bloombergより>

 

インド

こちらもノーウォッチ。世界的に見れば、注目されたニュースの1つのようです。

インド政府による16年11月の高額紙幣廃止は、世界を驚かせた。今年のインド経済は低迷したが、米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先月、インドの信用格付けを予想外に引き上げた。世界への影響など、インドについて知りたいと思う人が増えたようだ。

<Bloombergより>

 

まとめ

全項目のうち、半分くらいしか今の自分のアンテナに引っかかっていない状況ですが、これから日本以外の海外市場への投資を増やしていくには、今回のような幅広い動向に目を向ける必要があるのだと思いました。

2018年はどうなることやら?!