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つみたてNISAでおススメの新興国株式・投資信託
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2018年7月20日に、楽天投信投資顧問から新たなバランス型ファンドが登場しました。その名は「楽天・インデックス・バランス・ファンド」シリーズ。
全世界の株式と全世界の債券を組み合わせて、分散投資ができるファンドとなっています。株式と債券の比率に応じて、3つのファンドに分かれています。
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) 株式:債券=70:30
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) 株式:債券=50:50
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型) 株式:債券=30:70
このブログの中では、おススメのバランス型投資信託として、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を紹介していましたが、この「楽天・インデックス・バランス・ファンド」シリーズは、それを上回る可能性を秘めた素晴らしいファンドだと思います。
株式と債券、世界分散のバランスが素晴らしい
楽天・インデックス・バランス・ファンドの中にも3つのファンドがありますが、私は「株式:債券=70:30」の株式重視型をおススメします。
以前、資産運用の際の理想的なポートフォリオを考えた記事を書きました。
世界の年金基金や、最近人気のロボアドバイザーのポートフォリオを調べて、理想的なポートフォリオを考えてみました。その時の1つの結論として、「株式:債券=70:30」が最適解になりそうだ、というものでした。
「なるべく資産を増やしたい。しかし、そこまで大きなリスクは取りたくない。その上、精神的に安心して資産運用したい。」
という人には、「株式:債券=70:30」という比率は、1つの指標になると思います。
さらに、株式、債券において、それぞれ「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」と「ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合インデックス」をベンチマークしており、まさに世界規模の分散投資が可能になっています。
1本の投資信託としては、素晴らしい分散投資が実現できると思います。
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」も、素晴らしいバランス型投資信託だと思いますが、株式と債券の比率が同じであることや、日本市場の比率が債券と株式合わせて25%とやや高いことが、ちょっと気になる点でした。
そのような意味では、「楽天・インデックス・バランス・ファンド」の株式重視型は、最適なバランス型投資信託となっていると思います。
信託報酬(コスト)が低い
コストの観点でも、この「楽天・インデックス・バランス・ファンド」は低コストになっています。楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型) は、年0.2446%(税込)となっています。
バランス型の投資信託の信託報酬としては、非常に低い水準だと思います。
純粋なコストの比較だけなら、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の年率0.159%に及びませんが、十分許容できる範囲だと思います。
つみたてNISAにも対応している
バランス型ファンドは、リスクを抑えつつ長期で積み立てていくことにメリットがあると思いますので、積立投資に向いていると思います。
もちろん、つみたてNISAにも対応しています。
株式に100%投資するのは、リスクが高すぎる…、とお思いの方は、債券も投資対象に含めた「楽天・インデックス・バランス・ファンド」も選択肢の1つになると思います。