先月、金融庁主催の「つみたてNISAフェスティバル2018」が開催されました。
その中で、オススメの本が発表されていましたので、紹介します。私も読んだことがある本で、どれも投資を始める上で一度は目を通した方がよい良書だと思います。
1位 お金は寝かして増やしなさい
水瀬ケンイチ氏の実体験が収録された一冊。15年間にもおよぶインデックス投資の実績を包み隠さず記しています。
実体験に基づいて書かれているので、とても実践的で現実的な内容で好感が持てます。投資を始めたばかりの人や、インデックス投資に興味がある方におススメです。
2位 敗者のゲーム
これは名著ですね。古い本ですが、時代を超えて読まれる、投資のバイブルと言ってよい一冊だと思います。
売買のタイミングをはかるのではなく、インデックスファンドの積立投資が勝率が高いことを主張しています。
3位 ウォール街のランダム・ウォーカー
こちらも、名著ですね。投資のバイブルと言ってよい一冊です。個人的には、文章が若干読みづらい印象ですが、何回も読み返して、内容を理解すれば、投資の考え方が深まると思います。
4位 投資家が「お金」よりも大切にしていること
今、一番人気のアクティブファンドである「ひふみ投信」を運用する、レオス・キャピタルワークスの代表・藤野英人氏の一冊。
私は、藤野氏の講演を直接聞く機会があったのですが、投資の本質を考えておられる方だなーという印象を持っています。
イメージが先行して、投資や投資家というのは、金の亡者のように見られることもあると思いますが、藤野氏は、そのような印象はあまり受けず、とても広い意味で投資の重要性を考えておられるように思います。
実践的な内容というよりは、投資に対する考えや心構えを学ぶ、という内容だと思います。
おわりに
投資も一種の「お勉強」の要素があると思います。「お勉強」の知識なんて、「知らないよりは知っていた方が良い」、さらに、「なるべく早く知っておいた方が良い」と思います。
ここに挙げた本は、良い本ばかりだと思いますので、一度手に取って、納得いくまで読んでみることは重要だと思います。私も読み返してみようと思いました。
もう一つ、投資で大事なことは、「学んだことを実践すること」だと思います。