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つみたてNISAでおススメの新興国株式・投資信託
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が、つみたてNISA の対象商品に加わった
【米国株×インデックス投資×積立投資×長期保有】が最も勝つ確率が高い
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新興国株式は、リスクはありますが、成長性に期待が持てる投資先です。投資の「軸」にするのは 、かなりリスクがありますが、ポートフォリオを構築する際のスポットとして投資するのは良いと思います。
そんな新興国株式ですが、投資信託としてもいくつか素晴らしい商品があるので、紹介したいと思います。
オススメの新興国株式インデックスファンドは、この3つ
- EXEi つみたて新興国株式ファンド
- eMAXIS Slim 新興国インデックス
- 楽天VWO
まずは、この3つが、基本になると思います。第一の理由は、圧倒的な低コストです。
3つの投信の信託報酬とベンチマークをまとめると、以下になります。
投資信託 | 信託報酬 (税込み) |
ベンチマーク |
---|---|---|
EXEi つみたて新興国株式ファンド | 0.1948% | FTSE・エマージング・インデックス |
eMAXIS Slim 新興国インデックス | 0.2052% | MSCI・エマージング・マーケット・インデックスック |
楽天・新興国株式インデックス |
0.2695% |
FTSE・エマージング・マーケッツ・オール |
それぞれの投信について、詳しく見ていきましょう。
EXEi つみたて新興国株式ファンド
SBIアセットマネジメントの投資信託です。
「シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETF」をベンチマークしており、連動する指標は「FTSE・エマージング・インデックス」です。運用コストは、0.1948%とかなり低コストです。
シュワブ エマージング・マーケッツ エクイティ ETFの組入国や業種比率です。
対象国としては、中国が最も高い割合(28%)です。先日紹介した、南アフリカ、ブラジルの比率も高いですね。
他の新興国投信と比較して、韓国が含まれているかどうかが違いですね。韓国は、言わずと知れたサムスン(Samsung)をはじめとしたグローバル企業もいくつかあります。それらの企業を投資先に加えるかどうかが一つの投資方針の判断基準でしょう。
eMAXIS Slim 新興国インデックス
三菱UFJ国際投信の投資信託です。低コストが人気のeMAXIS Slimシリーズですね。MSCI・エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークしています。
MSCI・エマージング・マーケット・インデックスの組入国や業種比率です。
資産運用収益に課税されないケイマン諸島の比率が高いですね。その次には、韓国が入ります。この点が、「EXEi つみたて新興国株式ファンド」との違いになってくるでしょうね。韓国企業は、すでに成長しきっており、今後の将来性、成長性に期待ができない、と考えるかどうかでしょうか。
楽天・新興国株式インデックス(楽天VWO)
楽天投信投資顧問の楽天バンガード・シリーズですね。こちらも人気の商品群です。
楽天・新興国株式インデックスは、本家、米国の人気ETFであるVWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)を買い付ける投資信託です。
VWOは、「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」に連動するETFです。
VWOの組入国や業種比率です。
EXEi つみたて新興国株式ファンドとかなり似ていますね。
主な違いは、小型株を含むかどうか、という点です。「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス」に連動するVWOは、小型株を含みます。全21カ国約2,000銘柄から成り立ち、新興市場のほとんどをカバーしますので、分散投資という観点で優れています。
eMAXIS Slim 新興国インデックス との違いとしては、ここでも韓国を含むかどうかですね。
楽天VWOだけは、つみたてNISAの対象になっていない
これらの3つの投信は、多少の違いはありますが、新興国投信としてはどれも優れた商品だと思います。
しかし、問題は、つみたてNISA の対象になっていないものがあることです。楽天VWO だけは、現時点(2018/05/25)では、つみたてNISA の対象商品になっていません。まあ、時間の問題のような気がしますが。
現時点(2018/05/25)で、つみたてNISAの対象になっている新興国投信は、以下です。
- たわらノーロード 新興国株式
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド
- 野村インデックスファンド・新興国株式
- 三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
- i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)
- SMT 新興国株式インデックス・オープン
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- eMAXIS 新興国株式インデックス
- つみたて新興国株式
- Smart-i 新興国株式インデックス
- EXE-i つみたて新興国株式ファンド
- iFree 新興国株式インデックス
この中だと、やはり「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」と「EXE-i つみたて新興国株式ファンド」がおススメの新興国投信になると思います。
新興国投信をご検討の際には、是非、参考にしてみてください。