たこ吉の「資産1億円を目指す」ブログ

30代のフツーのサラリーマン。資産1億円を目指して資産を増やし中です。

【書評】堀江貴文著『多動力』を読んだら、今までの自分の価値観をぶち壊された。

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こんにちは、たこ吉です。

 

先日、本屋でぶらぶら立ち読みしていたところ、
堀江貴文氏の『多動力』という本が目に入ってきました。

ビジネス書の売上ランキング1位のようでした。

ちょっと手に取って読んでみたら、まさに今の自分の課題や問題意識にズバッと切り込んだ本だったので、さっそく買って読んでみました。

 

読んでみての感想です↓

 

 

堀江氏の行動力&行動量に圧倒された

堀江貴文氏は、皆さんご存知の「ホリエモン」さんです。

 

まずは、読んでみて堀江氏の行動量に圧倒されました。同じ24時間を与えられた人間なのに、自分とこうも行動量が違うとちょっと悔しくなりますね。

  • 講演会
  • 投資家と打ち合わせ
  •  コンサルティング
  • 外食(何軒もはしご)
  • プロジェクトの定例会議
  • 生放送
  • ディナー
  • カラオケ

と目まぐるしく、さまざまな仕事や遊びをこなしています。しかも、東京だけではなく、大阪などのいろんな都市で仕事をこなしているようです。

 

一方で、本を読み進めると「しっかり睡眠時間を確保している」と書いています。

 

限られた時間の中で、「自分の好きなこと」、「自分の興味があること」に徹底的にこだわり、「つまらないこと」は徹底的にやらないというスタイルのようです。寝たいときに寝る。身体が1番の資本と力説しています。

 

思考の枠を取っ払えた

今までいかに自分がつまらない常識にとらわれていたか、気付かされました。

  • すべての仕事は100%全力でやらないといけない。
  • 夕食は1回だけ。
  • 毎日会社に行かないといけない。

こういう常識や思い込みにとらわれてしまっていることが多々あります。
こういう枠にとらわれない考えができる人は羨ましい。。

 

もっと「好きなこと」に正直になっていいんだ

いつの間にか、人間は「好き」という気持ちにウソをつくようになっていきます。

芸人の有吉弘行さんは、

嫌いな人に『嫌い』と言える。嫌いな人に『好き』とも言える。好きな人に『嫌い』とさえ言えるのに。好きな人には『好き』と言えないから、屈折してるんだなぁ

とも言っています。

ホリエモン氏も、「自分が好きだと思えること」を大切にしなさい、と説いています。
3歳児は、自分が好きなことしかしません。好きな時に食べて、好きな時に寝ます。

本来、大人になっても同じことが言えるはずで、好きなことを思う存分やった方が楽しいし、結果として仕事や精神状態がうまく回ります。

 

「もっと自分が好きなことに対して正直に生きていいんだなー」

 

と感じました。

 

周りがどう思おうが、好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌い!という気持ち、大事にします。

 

変な奴とは距離を取れ!スルーする力も重要だと説いています。

 

資産を増やすことが目的で良いのか

 ホリエモン氏は、資産なんて増やしてどうするの?!人生に目的なんてない、あってたまるか!と述べています。

私は、資産を増やしていくブログを立ち上げたばかり、、、苦笑

 

「う、うぅ、、、」

 

しかし、この本を読んでも、資産を増やしたい、という思いは変わりません。

なぜなら、今は楽しいからです。ワクワクするからです!
明るい未来に対してワクワク&楽しい時間になっています!

 

しかししかし、しばらくすると、この気持ちも変わってくるのでしょうね。現時点では、「ホリエモンがそう言っているから、、、」という理由で今の自分の気持ちを変えようとは思いませんが、

 

「資産を増やすことが人生の目的だ!」

 

なんて決めつけて思考の幅を狭めないように気をつけたいと思いました。

 

「好きなこと」ってかんたんに見つかるの?

この本を読んで、多くの部分は共感できたのですが、ちょっとした違和感が残りました。それは、

 

「好きなことってかんたんに見つからないんじゃないか?」ってこと。

 

ホリエモン氏は、

好きなことだけやって生活できればよいし、
嫌いなことはさっさとやめて自分の好きなことをする「自分時間」を確保すべき!

と述べていますが、

 

そんなに自信を持って「好きだ!」と思える何か持っている人も、なかなかいないのではないかと思っちゃいました。

好きなことをやっていって、生活ができるまでには時間もかかるでしょうし、ある程度の実力もつかないと厳しいでしょう。そのような人と、ホリエモン氏が提唱するようなことをすぐに実践できてうまくいく、あるいは幸せを感じられる人に分かれるような気がします。

その境界線がどこかで引かれてしまうんじゃないでしょうか。

そして、前者の「うまくいかない人」に対する何かしらの「ココロのよりどころ」が必要になってくるような気がしました。

 

 

いずれにしても、読みやすくて一気に読めて、今の私の心に刺さる一冊でした!!