たこ吉の「資産1億円を目指す」ブログ

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箱根駅伝の青山学院大陸上部を見て「チーム作り」について考えてみる。

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今日は、仕事関係のテーマで。

ちょっと話題が過ぎてしまいましたが、お正月は箱根駅伝を見ていました。青山学院大学が、復路で見事に逆転をして総合優勝を果たしました。青山学院大学は、史上初の総合4連覇を達成。

数年前から、青山学院大学の強さが注目されており、選手はもちろん、青山学院大を強豪へ成長させた原晋監督にも注目が集まっていました。

私は、スポーツ全般が大好きなので、ちょっと前から駅伝の青山学院大には関心がありました。

「どうやったら全国大会4連覇もできるのだろうか?」

「いったいどんなチーム作りをしているのだろうか?」

という興味がありました。

最近、自分の仕事でリーダーの役割を担う機会が増えてきて、「チーム作り」について考えることが多いです。青山学院大学・陸上部の取り組みで、仕事にも参考になりそうなことがたくさんありそうです。

 

青山学院大学の強さ:「連覇」する力

私は、全国大会への出場や優勝など、第一線でスポーツをやった経験はありませんが、スポーツが好きで、選手やチームの努力や成長する過程やドラマが大好きです。

スポーツは勝ち負けを競うわけですが、もっとも難しいのは「連覇」だと思います。1回の優勝も大変だと思いますが、数名のスター選手がいたら優勝できちゃう、なんてことはよくある話です。スター選手の有無にかかわらず、長年にわたり連覇し続けられるのは、明らかに先天的なスター選手の有無ではありません。チームとして強くなる土壌がしっかり整っているからなせる業だと思います。

青山学院大学は、箱根駅伝で史上初の4連覇を達成。これは、めちゃくちゃすごいことだと思います。改めて言うことではないですが。全国大会の4連覇ですからね。

青山学院大学の原監督も、チームを強くするためには土壌(環境)の整備が大事だ、とおっしゃっていて、さまざまな取り組みをしているようです。

そういう意味では、ジャンルは違いますが、ビジネスなどでも参考にできるところはたくさんあります。

 

 

原晋監督の略歴

簡単に、原監督の経歴を調べてみました。

選手時代は華々しい実績なし?

中学生の時に陸上を始め、校内のマラソン大会で1位になるなど陸上選手としての素質を見せる。

高校は、駅伝で有名な広島県・世羅高校に進学。3年時には主将として全国高校駅伝2位。

大学は世羅高校OBが監督を務めていた中京大学に進学。3年時に日本インカレ5,000mで3位に。意外にも箱根駅伝への出場経験はない

そして、大学卒業後は、地元の中国電力に入社し、陸上を続ける。1993年にまたしても主将として全日本実業団駅伝初出場を果たすが、怪我もあり入社5年目、27歳のときに現役を引退。

選手時代は、箱根駅伝やオリンピックなどの出場経験はない。原監督自身も「私の現役時代は箱根駅伝出場、オリンピック出場などという華々しい経歴は皆無」と述べています。

 

中国電力でのサラリーマン時代

選手生活を終えた後は、中国電力で10年間、営業としてサラリーマン生活を送ります。青山学院大の監督としてインタビューに答えている際に、たびたび話に上がるのが、この「営業としてのサラリーマン経験」です。なんでも、社内での営業成績もよく、伝説の営業マンと自称するほどの実績だったそうです。その時に、ご自身なりに、目標達成の方法、チーム運営の重要性などを学ばれたのだと思います。

 

中国電力を退職し、青山学院大学の監督に

その後、青山学院大とは直接的な関係はなかったようですが、母校・世羅高校の関係者からの紹介を受けて、2004年に青山学院大学陸上競技部監督に就任します。当初は、駅伝での実績がなくスカウティングに苦労したようですが、母校である、世羅高校、中京大学関連をつてに選手を集めていったそうです。

最初は、なかなか結果が出ずに苦労したようです。その中で、「陸上界の練習方法などは、昔と全然変わっていない、成長していない」と感じたそうです。

サラリーマン時代に当たり前のようにやっていた目標管理などもなされておらず、主体的な練習ができていなかったと回顧しています。

そこで、サラリーマン時代の経験を元に、陸上部の練習や目標管理の方法を変えていきます。

選手の自主性を引き出すため、話し合いをさせてその年のテーマを決めさせる。目標を明確にさせるためのシートを作る。普段の心掛けは紙に書いて学生の目につくところに張り出す。モチベーションを上げるための最良の方法として成功体験を与える。

これらはみな、私が営業マンのときに身をもって学んだことで、選手の指導にもそのまま応用してやっています。 

つまり私の行っている成功メソッドは、社会で働くサラリーマンに置き換えていただいても役立つものだと思うのです。

 

原晋監督の取り組み、考え方で参考になるなーと感じた点は、

  • 選手に目標設定&管理を徹底させている。
  • 選手の主体性を重視している。自分で考えさせている。
    →話し合い、テーマ選定、目標を明確化。目標を見えるところにさらす。
  • 常に新しいことにチャレンジしている。
  • 常識を疑う。
  • 話題作りがうまい。(メディアへの露出)
  • ブランディング化がうまい(キャッチコピーがうまい)
  • 覚悟がある
  • うまくなるために、「環境」を重視している
    →土壌を整備するには10年かかると述べている。
  • 自信に満ちている。
    →周到な準備からくるものだろう。
  • 選手を信頼している。
  • コーチングよりもティーチング

などです。

いろいろな著書も出しているようなので、まずはふらっと書店で立ち読みしてみようと思います。

 

 

2位になった東洋大学もいろんな取り組みが!

 いろんなニュースを見ていると、東洋大学も「打倒・青山学院大学」のために、取り組みをしていたようで、その1つとして、「ナイキの新作シューズの活用」があったみたいです。「ヴェイパーフライ4%」というナイキの新作シューズを戦略的に導入して、タイムの向上を図ったようです。

結果は、東洋大学自体としてはあったのだと思いますが、競争という意味では、青山学院大学に負けてしまいました。

こうしてみると、各チームの「勝ち」への取り組み方、アプローチの仕方がさまざまでとても面白いです。

駅伝というスポーツにおいては、青山学院大学が今後どれくらい強さを継続していくのか、いちファンとしてとても楽しみですね。

 

おわりに

やっぱり、スポーツや他の勝負の世界で成功を収めているチームや人のバックグラウンドを知ると面白いことがたくさんありそうですね。

これからも、ちょくちょく調べてみようーっと。